製作工程


木地

木地は、撥の基本となる作業です。
昔ながらの手作業で、木地師が一本づつ丹念に作っています。
定番品の他、資料をもとに希望に応じた型(デザイン)も受け付けてます。

取り扱う木材の種類は、カバ、ブナ、カシ、ホウなどです。依頼があれば持ち込みで、他の木材でも作ります。

下巻き

下巻きは、伝統的な木魚撥を作る作業で大事な工程の一つ。現在、弊社だけが、江戸時代末期よりこの製作法を唯一受け継いでいます。

作業は大小様々な形の頭(叩く部分)に綿、麻布を秘伝糊で巻き、天日干しをします。大きなサイズのものは、この作業を何度も繰り返します。

また、ゴム、フェルト、コルクなどの新素材を取り入れた下巻き法で新製品も製造しています。

塗り

塗りは、撥に合った独自の工程で、一本づつ丹念に手作業で塗っています。

色は、朱、黒、うるみ、溜があります。
塗料は、主にカシューですが、漆塗りの注文も受け付けてます。

※カシュー塗り:カシュー樹脂を使った塗装。カシューは、漆のような光沢、性質を持ち、漆と見分けがつかない塗料。
 

革付け

革付けは、最終工程の大事な作業で、撥の叩く部分に革を貼り付ける作業のことです。

革素材の性質を熟知した職人が、大小様々な撥に合わせて貼り付けます。また場所によって、麻糸で縫い補強します。

使用している革は主に鹿革ですが、牛革もあります。

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